暖かい住宅で、健康な身体づくり
1階床全面の床暖房により、お部屋だけでなく廊下・脱衣所・トイレまで過ごしやすいSRC基礎の住まい。
快適に過ごせることはもちろんですが、健康面でも大きく貢献しています。
ヒートショックを予防しましょう
寒さで上昇した血圧が、熱いお風呂に入り一気に低下した場合など、急激な温度変化による血圧変動がからだに大きな負担を与えることを、ヒートショックと言います。
心筋梗塞や脳梗塞を起こしたり、血圧低下により脳への血流が不足し意識障害で溺れてしまうこともあります。
家庭で入浴中の死亡者は年間19,000人にものぼると推計されています。
お風呂の温度と時間
42℃のお湯に10分入浴すると、体温は38℃近くに達することが分かっています。体温が38℃を超えると意識障害を起こしやすくなり、入浴事故につながります。
体温の上がりすぎを防ぐため、お湯の温度は41℃以下、つかる時間は10分までとすることが重要です。
居間や脱衣所が18℃未満では「熱め入浴」になりがち
リスクの高い「熱め入浴(42℃以上)」が行われる背景には、家全体が寒い、または居間は暖かくても他の部屋が寒いという要因があることが分かっています。
家全体が18℃以上の住宅に比べ、寒い住宅では「熱め入浴」のケースが約1.8倍となっているのです。
家全体が18℃以上の住宅に比べ、寒い住宅では「熱め入浴」のケースが約1.8倍となっているのです。
寒い環境では、身体をよく温めようとしてお風呂の温度が高くなる傾向がありそうです。
家全体で室温を18℃以上に保ち、お風呂は41℃以下・10分以内を守り、ヒートショックを予防しましょう。
SRC基礎[温水式床暖房]は、1階全面床暖房。
1階床全面を足元から暖めるから、どの部屋もほんのり暖かく、快適に過ごせます。
1階床全面を足元から暖めるから、どの部屋もほんのり暖かく、快適に過ごせます。
室温と血圧
高血圧は動脈硬化を促進し、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。
高血圧の原因は食事や運動などの生活習慣の影響が大きいのですが、室温とも関連が高いことが明らかになってきました。
高血圧の原因は食事や運動などの生活習慣の影響が大きいのですが、室温とも関連が高いことが明らかになってきました。
人は寒さを感じると、体温を逃がさないようにと血管を収縮させるため、血圧が上昇します。
寒い部屋では血圧が上がってしまい、身体へ様々な負担がかかります。
国土交通省の調査では、室温が10度低い朝には、血圧が7.3mmHg高くなること、
さらにその10歳高齢者になると、さらに高く8.8mmHgとなり、高齢者ほど室温低下に注意が必要なことが分かりました。
居間が暖かければ大丈夫?
普段過ごす時間の長い居間が暖かければ大丈夫かというと、そうではありません。
居間が暖かくても洗面所や寝室などの室温が低いと、温度差により血圧が大きく変動してしまいます。
部屋ごとの温度差を少なくし、どの部屋も暖かくすることで、室温による血圧上昇を防ぐことができます。
SRC基礎[温水式床暖房]は、1階全面床暖房。
床下に熱をためる蓄熱式だから、タイマー運転で一日中暖かく過ごせます。
床下に熱をためる蓄熱式だから、タイマー運転で一日中暖かく過ごせます。
冬季の室温は18℃以上に
世界保健機関(WHO)では、すでに冬季室温を18℃以上にすることを各国に「強く勧告」しています。
イギリス・ドイツ・アメリカなどの先進国では、住民の健康を守るため最低室温に関する法律があります。
日本では今のところ住宅に室温の基準はありませんが、現在、国土交通省が室温と様々な疾病との関係を調査し、データを公開しています。
下表の通り、室温が18℃未満の住宅に住む人は、18℃以上の住宅に住む人に比べて、総コレステロール値が基準範囲を超える人が2.6倍、心電図に異常所見が見られる人が1.9倍、となっています。
日本では今のところ住宅に室温の基準はありませんが、現在、国土交通省が室温と様々な疾病との関係を調査し、データを公開しています。
下表の通り、室温が18℃未満の住宅に住む人は、18℃以上の住宅に住む人に比べて、総コレステロール値が基準範囲を超える人が2.6倍、心電図に異常所見が見られる人が1.9倍、となっています。
総コレステロールが基準範囲超 | 2.6倍 |
心電図異常所見あり | 1.9倍 |
寒い部屋での生活は、高血圧をもたらすだけでなく、様々な病気を引き起こす可能性があります。
暖かな住まいで健康を維持しましょう。
SRC基礎[温水式床暖房]は、1階全面床暖房。
どの部屋もほんのり暖かい、からだへの負担が少ない住まいです。
足元の冷えは万病のもと
先ほどから取り上げている「室温」は床から1mほどの高さで計測したものですが、今度は「足元」の温度についてお話しします。
部屋の「室温」が18℃以上あっても、足元が15℃未満では影響があることが分かってきました。
高血圧で通院している人 | 1.5倍 |
糖尿病で通院している人 | 1.6倍 |
耳に聴こえにくさを感じた人 | 1.3倍 |
床付近の温度が低いと、からだに様々な影響が出てしまいます。
室温がある程度高くても、足元が冷えると本当に辛いものですが、
辛いだけでなく、からだにも大きな負担となっているのです。
暖かい空気は上昇するため、一般的な暖房では足元の温度が上がりにくい傾向にあります。
足元が冷えないように住まいを計画し、家族の健康を守りましょう。
SRC基礎[温水式床暖房]は、1階全面床暖房。
1階床全面を足元から暖めるから、どの部屋も快適に過ごせます。
1階床全面を足元から暖めるから、どの部屋も快適に過ごせます。