1. 湿気を完全にシャットアウト!
腐朽菌やシロアリが発生せず、床下が破損しません。
SRC基礎は、完全密封構造のため外部からの湿気を寄せ付けません。また、地中から上昇する湿気に対しても砂利層でストップ。砂利層は空気の移動がないため、それ以上は上昇しません。そしてその湿気は湿流作用により建物の外へ蒸発してしまいます。
湿気をシャットアウトすることに加え、床下に木材を使用しないため、シロアリや腐朽菌の生育に必要な水分も栄養分も存在しないのです。従ってシロアリや腐朽菌の発生はありません。
従来基礎では
床下が結露
従来の基礎工法では、基礎パッキンの通気孔から床下に湿気が侵入し結露を起こしてしまいます。シロアリや腐朽菌の発生に必要な水分、栄養分(木材)、温度、酸素のすべてが整ってしまい、知らず知らずのうちに、床下で大繁殖し多大な被害を受ける可能性があります。
従来の基礎工法では、基礎パッキンの通気孔から床下に湿気が侵入し結露を起こしてしまいます。シロアリや腐朽菌の発生に必要な水分、栄養分(木材)、温度、酸素のすべてが整ってしまい、知らず知らずのうちに、床下で大繁殖し多大な被害を受ける可能性があります。
2. 抜群の省エネルギー性!
自然の力を上手に利用し、夏涼しく冬暖かな住環境を創ります。
SRC基礎を構成する砂利層は、快適な住環境を支える大きな役割を担っています。砂利層には、地中からの熱をためる蓄熱体としての働きがあります。蓄熱される温度は、真冬の15℃から真夏の25℃のサイクルで保たれています。(埼玉県川越市実測値)
この蓄熱が床上つまり室内(1階部全室)に働きかけ、天然の冷暖房効果を発揮します。さらに従来基礎の住宅よりも、室内の温度変化(日格差、季節格差)が極端に少ないため、エネルギー効率の良い冷暖房が可能となります。
従来基礎では
断熱材により熱がこもる
従来基礎では、寒い冬には床下に冷たい外気が入ります。そのため床下に断熱材を入れますが、暑い夏には室内の熱の逃げ場が無くなってしまいます。室内の温度を下げるためには、冷房機器に頼るしかありません。
従来基礎では、寒い冬には床下に冷たい外気が入ります。そのため床下に断熱材を入れますが、暑い夏には室内の熱の逃げ場が無くなってしまいます。室内の温度を下げるためには、冷房機器に頼るしかありません。
3. 自然災害に強い!
揺れや振動を抑え、災害や不同沈下に強い安心・安全な住宅を実現します。
SRC基礎は、フラットジグ(H形鋼材)をコンクリートに埋め込んだ、剛性の高い床下地となります。さらに、床下の砂利層と地面とが一体化した基礎のため、不同沈下を起こしにくく、台風や地震に強い低重心の安定した住宅が実現します。
また、床下の砂利層は線路の砂利や道路のサンドクッションと同様に、振動を吸収し、分散させる作用もあります。通行する自動車による揺れや騒音までも抑えます。
また、床下の砂利層は線路の砂利や道路のサンドクッションと同様に、振動を吸収し、分散させる作用もあります。通行する自動車による揺れや騒音までも抑えます。
SRC基礎の内部構造
砂利層
砂利層が振動を低減
地震に対する効果
環境振動に対する効果
振動の低減効果は、SRC基礎の密閉構造が関係していると考えています。つまり、SRC基礎は立ち上がり基礎で形成された外周部の中を砂利で満たし、コンクリートスラブで蓋をすることによって密閉されているため、一般的な基礎よりも建物の重量バランスが良く、剛性も高くなると共に、砂利層の吸収、分散作用により、外部からの振動や地震に対して影響を受けにくいと考えられます。
東京都立大学 西川研究室・工学博士 西川孝夫教授
及び(株)堀江建築工学研究所による実験報告
及び(株)堀江建築工学研究所による実験報告
水害にも強い
また、床下には空間がなくコンクリートで密封されているため、台風や集中豪雨による洪水の際にも床下浸水の恐れはありません。床上浸水を防ぐことは出来ませんが、床下の事後処理が必要ないため、補修の手間や費用を抑えることができます。
また、津波により多くの住宅が流された地域でも、SRC基礎を採用した住宅が流されなかった実績もあります。
床下浸水はありません
従来基礎では
地震や災害で被害を受けることも。
構造上、建物自体に重心があり、大きな揺れには大きく反応してしまいます。大型の地震や台風などによる家屋崩壊など大惨事を引き起こすこともあります。
不同沈下で家が傾くことも。
軟弱地盤に、従来の基礎工法で建てた建物は、地中深くまで建物荷重や振動を伝えてしまいます。地中の水分や空気は、その荷重や振動に圧迫され地表や周辺に逃げようとします。空気や蒸発した水分が無くなった土は、体積を大きく収縮させ建物を沈下させてしまいます。
構造上、建物自体に重心があり、大きな揺れには大きく反応してしまいます。大型の地震や台風などによる家屋崩壊など大惨事を引き起こすこともあります。
不同沈下で家が傾くことも。
軟弱地盤に、従来の基礎工法で建てた建物は、地中深くまで建物荷重や振動を伝えてしまいます。地中の水分や空気は、その荷重や振動に圧迫され地表や周辺に逃げようとします。空気や蒸発した水分が無くなった土は、体積を大きく収縮させ建物を沈下させてしまいます。
4. 高品質・高耐久性!
ゆがみ・ひずみ・ふけは皆無。だから床鳴りはありません。
SRC基礎は、高水準の水平精度を誇ります。水平・垂直さらに強度までも半永久的に保たれ、建物自体の品質精度までも高め、耐久性の高い住宅を実現します。また、床下に木材を使用しないため湿気の影響を受けず、従来基礎の住宅で生じるような各部位のゆがみ、ひずみ、ふけ、くされは起こりません。だから床鳴りなども発生しません。また床の下地は強固なコンクリートですので、ピアノや大型家具なども設置場所が限定されません。
従来基礎では
家全体のバランスが狂う。
各部位に狂いが生じ、くされを起こすことで建物の精度が大きく低下してしまいます。最初は、目に見えないほどのゆがみが、徐々に大きくなりメンテナンスや営繕に高額な費用がかかります。
重い家具の設置場所が限られる。
重量のあるピアノや大型家具の設置場所を考えないと、床に傾斜ができてしまったり、逆に家具が傾いたりします。そのままにしておくと弱った土台や床を破損する恐れもあります。
各部位に狂いが生じ、くされを起こすことで建物の精度が大きく低下してしまいます。最初は、目に見えないほどのゆがみが、徐々に大きくなりメンテナンスや営繕に高額な費用がかかります。
重い家具の設置場所が限られる。
重量のあるピアノや大型家具の設置場所を考えないと、床に傾斜ができてしまったり、逆に家具が傾いたりします。そのままにしておくと弱った土台や床を破損する恐れもあります。