暑中お見舞い申し上げます
2023-08-10
八洲のブログをご覧いただきありがとうございます。
連日暑い日が続きますが、みなさま体調は崩していませんか?
私暑いのには比較的強いのですが、汗がイヤですねぇ~(笑)
さて今回は、よくある質問から「コンクリートの湿気・水分」についてお答えします。
Q 基礎のコンクリートを貫通して地中の湿気が上がってこないの?
A コンクリートは透湿性が低い(=湿気を通しにくい)物質のため、
基礎を貫通して床上に地中の湿気が上昇することはありません。
Q コンクリートの水分が床材に影響するのでは?湿気で床材に不具合発生するのでは?
A SRC基礎は下記の工夫をしていますので、お客様へのお引渡し時には過剰な水分は残りません。
- できるだけ水分量が少ないコンクリートを使う
- コンクリート打ち込み作業中に余分な水分を排除する
- 床材の施工まで充分期間を空ける。
上記のことを行っても一般的に生コンクリートの水分のうち1/3はセメントと化学結合、
1/2は養生中に乾燥、1/6はコンクリートに残ります。
残った水分は空気中の湿気と平衡状態となり、残っていても問題はなく、
過剰に湿気を放出することはありません。
コンクリートの表面が湿っていることがありますが、それは空気中の水蒸気が結露したためです。
こんな感じでどうでしょうか。ちょっと難しかったかしら?
何か疑問などあれば問い合わせくださいね~